金融緩和 2023 3 11
「インフレとデフレ」
今は、日本でも物価高が続き、
インフレの時代になりましたが、
消費者の行動はデフレになっています。
給料が上がらないので、
消費者は節約行動になっているからです。
たとえば、日本は自動販売機大国ですが、
自動販売機の飲み物の値段が、
「インフレ表示機能」になっています。
昔は、110円や120円が多かったですが、
今は、170円の表示を見るようになりました。
お菓子は内容量を減らすことによって、
値上げを避けられますが、
清涼飲料水は内容量を減らすことができませんので、
値上げに直結していると言えるでしょう。
こうなると消費者は自動販売機で買うのをやめて、
スーパーやネットで「まとめ買い」するようになるでしょう。
自動販売機の業者は不景気となるでしょう。
ワインも小売店で買うより、
ネット業者から「まとめ買い」のほうが安いでしょう。
このように消費者は節約行動になりますので、
小売業者は経営が厳しくなると思います。
中央銀行は金融緩和によって、
中小の事業者の経営を助けるべきだと考えます。